★私の生まれたころ 1年13組(205)


SSCN0854.jpg★私は昭和24年に生まれた。そのころは日本が戦争に負けてどん底の時代だった。
一般社会について、第一に政治はまったくしくみがなっていなかったそうです。それに工場や会社などはお金や物品がないので、全部といっていいほど中止していたのです。だから一般の人々は働きたかっても働けないの 毎日>>デモをしていたそうです。
このような状態だから、とうてい文化なんか生まれてくるはずがない。明日はなにを食べれるか、そればかり考えていたのです。
着るものはじょうぶな物ばかり、今日はおしゃれな服を着ていますが、そのころはセビロなど着ているひとは一人もなかったそうです。服を買えるぐらいのお金があればまず食物を買うとのこと。
食物で一番苦労した事はお乳に使う砂糖がなかった事です。知り合いをたずねたりして分けてもらったそうです。このような話を聞くと私がよく泣いて両親をこまらしたことが目に浮かんできます。
住む家などは全部が全部、長屋に似た所で住んでいたそうです。近ごろのハイカラな家などは一ケンもないのです。それに戦争で家を焼かれてこまっている人々がたくさんあったそうです。
私は、こんな事を聞いているうちに、昔の人達がよく言う『近ごろの若い者は、苦労しらず』と言うことがわかるような気がします。私達は戦争の苦しみを味わったことがないけれど、二度と戦争をくり返したくない。 終り ★

☆高一の時に書いた作文の下書き?親が大事に持っていたもの。今見ても、考えの基本は変わってないわぁ〜私の父・・香港に5年、軍隊で行ってたらしい。ガンの終わり・・(軍隊で殴られた時より・・痛み・・)鮮明に憶えているよ。。。