「私は薬に殺される」福田実(著)・・(139)

この本は↓2003年・・次の本は→2008年に出版されたものである。

特に最初の「私は薬に殺される」題名は、日本経済新聞の一面に掲載されていて、早速注文した次第。

その頃の息子は多剤大量の薬で、今思えば副作用でぶくぶく太っていたというか〜ムクんでいた。なんとなく疑問を感じつつも、医師のことは信頼していた。

・・読んでいるうちに、自分のことのように思え、一気に読みました。臨ちょう感あり。

著者は働き盛りの33歳になろうとしていた時期・・健康診断で 【高脂血症】〜

それから薬を飲み続け・・医師の処方も疑いも持たず・・ところが・・次から次へと・・色々な症状が出てきて(副作用?)・・ついに裁判を起こす決意する・・。

しかし、しかし・・遠い道のり・・孤独な男の心意気・・。

第二版は裁判に勝つまでの道しるべ・・言うが易し行うが難し・・。

私は福田実氏に勇気をもらいました。息子をあのときのまま、医師を、病院を変えなかったら、今日の息子でなかった筈。ゾォーっとします。

精神科医に不満は持ってても、なかなか変えることのない、変える事が出来ない患者さんが多いと・・ある知人の元医師が言ってました。・・なるほど・・と気付きましたが・・。

ちょとの勇気で変るのです。私の実感。

過ぎたことをあれこれ云ってもしょうがないのですが
息子の重度の障害・・薬により変ったと思ってます。後に続くのなら?・・もう一度、もう一度、今現在の薬を見直してほしいと願います。

二次被害はもうたくさんです!!

※私は薬に殺される→幻冬舎
 
※たった一人で国・薬害裁判に勝つ→日本評論社