文筆家じゃなかった。職人かたぎのシナリオライター?映画人としての並々ならずの野心は感じたよ。
全編を通して、私だけかも知れないが〜何を言いたいのか解らない。語りは演技しているときの口調と同じで、解離していないが・・。
退屈な話を聞いてるみたいだが、時々、ハっ!とするエグリ(?)みたいな情念を表わす堺雅人。
こちら側から観ている者として、凝視する瞳は、彼のカテゴリーの中にある。
☆演技の話に(お能)の所作がでてくるが・・たとえば前にすすむとき。ゆるゆるとすすむ姿を想像していただくと、役者は、後ろをひっぱられているつもりで前進しているそうで・・わざわざ反対方向のチカラを用意することで、すすむ動作に「重み」や「深さ」がでるという。
カラダだけではなくココロのうごきにも応用できる考え方なのだろう〜と言う。
☆☆喧嘩のときニコニコしていると怒りに「重み」がくわわり、恋人をにらみつけていると愛に「深さ」がでるかもしれない。サジ加減をまちがえると、ただのわかりにくい人になってしまいそうだ。
(^_^.)この辺りの文を読むと、画面に出ている説明がたい演技が・・少し解るような気もするが〜
ちなみに堺雅人はO型だそうで〜やっぱり職人さんだ!!