仏映画「個人教授」を想い出す〜(234)


SSCN1029.jpg私が始めて、東京は銀座で観た映画。いえー大阪でも上映していて、是非、東京へ行ってから〜観たいと思っていたロードショー。

一人で探して、銀座3丁目の地下鉄で降り〜三愛デパートに寄り道しながら〜20才の夏じゃなく〜確か春!ついでに、銀座発・・ナンパされた昼間の時間〜
若い子だった!そうか〜おしゃれして(ロン毛の鬘が効いた?)少々、気取ってからーネ。。

もちろん、私の目的は映画。目もくれず、ソソソっとまっしぐら!

若きルノーベェルレー(知ってる?この一作のみ売れた男優〜字が間違ってるかも)

年下男性が、年上女性の・・図式。年上の女、演じるナタリードロンが又、ステキと言った男がいたけど〜そのころの私は解らず??

今となっては・・夫、演じるロべールオッセンの話ぶりが又、せつなく、やるせなく・・。

『彼女は・・君では・・ムリ・・』と怒るわけでも、シットするわけでもなく〜さとすように、気の毒そうに・・つげる。説明する。

彼女が会おうとしなくなってから〜そこで初めて知る。

彼はリセで哲学を学ぶ高校生。この頃の私は若かったので、彼のことを自分のこととして観ていたが・・今、想うと・・それぞれの思いがヒタヒタこころに沁みる。それぞれの関係!!

学ぶべしフランス映画の骨髄を!!