統合失調症と解離性障害は似て非なる病気です(213)

この本の中の一人、著者紹介で掲げあげれた言葉を紹介しました。足利赤十字病院精神科勤務。是木明宏(これき あきひろ)精神科医

★両者とも異常な体験を経験しますが、治療方法が大分異なってきます。
         

今でこそ、解離性障害に関する本は多く?なりましたが、10年前は、テレビで馴染みの《和田秀樹》先生の《解離性障害》の本を食い入るように見ました。もう絶版になってるかもしれませんが、貴重な本です。

その頃は息子の病気の始まりでした。破瓜型 統合失調症。何も暴れたからじゃなく・・大人し過ぎたからです。家にいて引きこもるわけでもなく・・あせるわけでもなく・・よく食べるし、よく寝るし???

急性期が終わっても、感情の乱れが激しい場合や、多量の薬も効き目が悪いのが一つの目安。診断に8年ぐらいかかるそうです。

誤解を恐れずに言えば、精神薬で器質性精神病になったと思います。あの中井久夫先生も、薬の効き目とは★生の精神病(?)を器質性精神病にして、薬で治療しやすくしている☆と書かれてました。「一体!どういうこと?」と思いましたが・・。

ちなみに本の題は・・★最終講義 分裂病私見みすず書房中井久夫。。

前に洋画・・(コールガール)を観て、精神分析医にかかってる様子は、馴染み深いものですが(洋画では)、日本ではまだまだ一部の患者さんでしょう〜特にこの解離性障害だって〜まだまだ、メジャーじゃないし・・。前途多難?そんなことはないと思う・・と私は確信します。

☆症例A 多島斗志之著 角川文庫→小説になっていますが〜解離性障害のことを、専門書と思うぐらい詳しく書かれています。

☆二冊の本が偶然にも合体したのです。不思議!

〜なんでも〜多島斗志之さんは、現在行方不明とか〜
事実は小説より奇なり〜〜