今こそ、一丸となって日本を守ろう!(357)


IMG (445x640).jpgこの本は、阪神大震災のヴォランティア活動(民間医師の私的体験として)に書かれているのですが・・参考になればと思い、紐解いてます今・・。

この「星野弘」先生は本で知ったのですが、息子の理解の範疇超えた病状に、どれだけ勇気をもらい、参考になったか知れません。

精神病はひとこと言って、決してあなどれないのです。誰だってなる可能性があるのです。

【ある日突然、災害によって根こそぎ生活基盤を奪われた被災者の心理と障害を理解するには、精神科医には決して難しいことではない。その時点では予防的に被災者に接して、発症を少なくするのがわれわれの課題である】

遠くで、テレビで毎日観てるだけでも、心が痛むし、涙も滲んでしまう・・忘れることは出来ない。自分自身もおかしくなる。憂鬱になる・・。

息子は、テレビを観て、突然怒りだす。大声あげる。私は心臓がパクパクする。

でも、生きて生きなければ、亡くなった人達にどう〜言える?理不尽が世の中なんだ!ってどう言える?

【立派な肩書きのある医師が公的機関から派遣されるが、肩書きは無用である。こまめに動けるふつうの活動的な医師がよい。人柄によるが、肩書きのある先生は周囲に気を遣わせるだけで、現場の人達に無用な仕事を増やす。臨床に疎い人が来ると最悪だ。事実、そういう人が来て現場の関係者が苛立つことがあった】

※【】は本より抜粋です。